腰痛 歩けない 突然

突然歩けないほどの腰痛は緊急事態

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特定の疾患やケガを患っていなくても、慢性的な腰痛に悩まされながら日々を過ごしている人は多いものです。
しかし、突然腰痛で歩けない事態が起こった場合、注意が必要です。
症状や状況別に、いくつかの原因を考えてみましょう。
重い荷物を急に持ち上げたなど、具体的なエピソードの後に突然腰痛が起こった場合は、いわゆる「ぎっくり腰」が考えられます。
転倒や転落があったときには、打撲もしくは背骨の骨折による腰痛が原因で歩けない可能性があります。
腰痛のほかにもしびれや足に力がはいらないといった症状も認める場合は「椎間板ヘルニア」または「脊柱管狭窄症」が考えられます。
いずれもむやみに動かず、安静が必要です。
多くの場合は症状の改善が期待できますので、慌てず対処しましょう。
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一番注意が必要なのは背骨が骨折していた場合です。
突然転倒や転落を経験すると、気が動転してしまい、歩けないとしても何とか動こうとしてしまうものです。
しかし動くことで骨折がすすんでしまう可能性があります。
背骨の骨折は通常手術しなくても安静にしていれば良くなりますが、骨折がすすむと手術が必要になったり、麻痺が残ることがあるため注意が必要です。
手術をした場合でも、リハビリなどを経て再び歩けるようになる方は多いです。
ぎっくり腰の場合は、骨折ではないのでいずれ痛みは緩和します。
しかし突然再発する可能性が高いので、日頃の生活習慣を見直して腰をしっかり守りましょう。
ヘルニアや脊柱管狭窄症は、整形外科を受診して詳しく検査する必要があります。
これらの病気を抱えながら日常生活を送る人は大勢いますが、歩けないほどの症状は比較的深刻です。
ある日突然歩けなくなるケースも稀にありますが、多くは「歩けない」という症状の前に、足の違和感やしびれなどを感じます。
ヘルニアや狭窄の部位によって、しびれや違和感の出る場所が少しずつ異なりますので、医師には具体的に伝えたほうが良いでしょう。
時に手術が必要になりますが、その後リハビリを経て復帰できるケースも多いです。
いずれにしても、突然歩けなくなるほどの腰痛は緊急事態です。
1人でなんとかしようとせず、助けを呼んで、重症化を防ぎましょう。
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